前回の続き
5 マウント
最初に、/ (sda3) をマウントする。
# mount /dev/sda3 /mnt
wikiに以下の記載があるので、/mnt/boot を作成して、EFI システムパーティションとして作成したsda1をマウントする。
UEFI/GPT 環境の場合、EFI システムパーティションも /boot にマウントすることを推奨します。# mkdir -p /mnt/boot
# mount /dev/sda1 /mnt/boot < sda1パーティションを/mnt/bootにマウントする
下記のコマンドでマウントポイントを確認できる。
# lsblk | grep -v "rom\|loop\|airoot"
6 ミラーリストの編集
リポジトリのミラーリストを編集する。
# vi /etc/pacman.d/mirrorlist
日本の2つのミラー(jaist, tsukuba)を上に移動する。
7 ベースシステムのインストール
# pacstrap -i /mnt base base-devel
8 fstabの生成
fstab:
パーティション(など)をどうやってファイルシステムにマウントするかを定義するファイル。イマイチ働きが実感できないが、これが無いとちゃんと起動できないはず。
# genfstab -U -p /mnt >> /mnt/etc/fstab
9 chroot して、インストールしたベースシステムに入る
# arch-chroot /mnt /bin/bash
# の前が、[root@archiso /] になる。
10 ベースシステムの設定
ロケールの設定
# vi /etc/locale.gen
以下2行のコメントアウト( # )を外す。
en_US.UTF-8 UTF-8# locale-gen < ロケールの生成
ja_JP.UTF-8 UTF-8
=> Generation complete と表示された。
# echo LANG=en_US.UTF-8 > /etc/locale.conf < locale.confの作成 ※この時点では日本語に設定しない!!
# export LANG=en_US.UTF-8 < ロケールのエクスポート
コンソールフォントとキーマップ
再起動後もキーマップがjp106になるように、vconsole.conf ファイルを新規作成。
# vi /etc/vconsole.conf
以下の2行を追記
KEYMAP=jp106
FONT=lat9w-16
タイムゾーンの設定
# ln -s /usr/share/zoneinfo/Asia/Tokyo /etc/localtime
ハードウェアクロックをUTCに設定
# hwclock --systohc --utc
ホスト名の設定
# echo ホスト名 > /etc/hostname
同じホスト名を /etc/hosts に追加する。
# vi /etc/hosts
127.0.0.1 localhost.localdomain localhost ホスト名
::1 localhost.localdomain localhost ホスト名
ネットワークの自動起動設定
# systemctl enable dhcpcd@インターフェイス名.service
(インターフェイス名は # ip link コマンドで調べることができる)
11 ブートローダのインストール
gumibootのインストール
# pacman -S dosfstools efibootmgr
# pacman -S gummiboot
# gummiboot --path=/boot install
# vi /boot/loader/entries/arch.conf (新規作成)
title Arch Linux
linux /vmlinuz-linux
initrd /initramfs-linux.img
options root=/dev/sda3(← / パーティション) rw
12 再起動
# exit < chroot 環境から抜ける
# shutdown -h now
システム設定で、HDDの起動順位を最上位にして(あるいは、CD/DVDからArch Linux の起動ディスクを抜いて)起動
正常にインストール出来た!
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