2015年8月1日土曜日

yaourt のインストール


Yaourt をインストールしたので、メモします。

Yaourt とは、AUR(Arch User Repository)のパッケージを簡単にインストールできるようになるパッケージ…という程度の認識です。

インストールには、「AURを使ってパッケージをインストールする」「archlinuxfr リポジトリを追加する」の二通りの方法があります。※参考 ArchWiki > Yaourt

リポジトリを追加するほうが簡単そうではありますが、AURの使い方も学習しておきたかったので、前者の方法でインストールを行いました。


  1. aur 用のディレクトリを作成
  2. AUR 用のディレクトリを任意の場所に作成し、中に移動する。
    $ mkdir aur
    $ cd aur

  3. package-query のPKGBUILDをダウンロード
  4. Wiki の通り、Yaourt のインストール前に package-query をインストールする。
    package-query の場所はこちら。ダウンロードのには、右側のDownload tarball のURLを入力する。



    $ wget https://aur.archlinux.org/packages/pa/package-query/package-query.tar.gz
    bash: wget: command not found
    

    wget というコマンドが見つからないと言われたので、wget をインストールする。
    $ pacman -S wget
    

    ダウンロードを再チャレンジ
    $ wget https://aur.archlinux.org/packages/pa/package-query/package-query.tar.gz
    

    ダウンロードした tar.gz ファイルを解凍する。
    $ tar -xvf package-query.tar.gz
    

    解凍すると、package-query というディレクトリができるので、中に移動する。
    $ cd package-query
    

    このディレクトリの中には PKGBUILD ファイルだけが入っている。

  5. makepkg の実行
  6. PKGBUILD ファイルの含まれるディレクトリ中で makepkg コマンドを実行すると、自動でソースコードをダウンロード、コンパイルしてくれます。パッケージの依存性を自動で解決してくれる -s コマンドを付けて実行します。

    $ makepkg -s 
    -s : 依存関係を自動で解決する

  7. makepkg の実行
  8. パッケージのインストール。
    makepkg で生成されたパッケージ *****.pkg.tar.xz を、pacman -U コマンドでインストールする。

    $ sudo pacman -U package-query-*.*.*-*-x86_64.pkg.tar.xz
    * の値はバージョンによる
    

    これで package-query のインストールは完了。Yaourt も同様にインストールする。


  9. Yaourt のインストール
  10. $ wget https://aur.archlinux.org/packages/ya/yaourt/yaourt.tar.gz
    $ tar -xvf yaourt.tar.gz
    $ cd yaourt
    $ makepkg -s
    $ sudo pacman -U yaourt-*.*-*-any.pkg.tar.xz
    

参考にさせていただいた情報

  • http://mmau-mdsp.tumblr.com/post/51963901815/yaourt
  • https://wiki.archlinuxjp.org/index.php/Yaour
  • https://wiki.archlinuxjp.org/index.php/Arch_User_Repository